【トレンドが分かる⁉】SARとは?
パラボリックSARって何?
って思った事がある人いると思うんですが、
パラボリックSARのあの点々は何?
パラボリックSARをどう使えばいいの?
というあなたのために、分かりやすくまとめましたので
ぜひトレードに取り入れてみてください
1.パラボリックSARとは
パラボリックSARは、ピボットなどとともにJ・W・ワイルダー氏によって考案された、
トレンド相場を分析するために開発された指標です。
パラボリック(Parabolic)は「放物線」という意味。
SARとはストップ・アンド・リバースの
頭文字を取ってSARと呼んでいます。
この指標は価格チャートで作成され、移動平均に似ています。
唯一の違いは、パラボリック SARの加速が早いということと、
価格によって状態が変わりやすいということです。
上昇トレンドでは指標は価格の下にあります。
下降トレンドの時は指標は価格の上に表示されます。
上昇、下降のいずれかのトレンドが終了するのに合わせ、
もう一方のサインが出続ける、
いわゆるドテンのサインを出し続けるタイプのインジケーターです。
2.パラボリックSARの計算
現在足の価格が前の足の価格より高い場合、
指標の値は上がります。
逆もまた然り。加速係数(ACCELERATION)は同時に倍になり、
パラボリック SAR と価格を一体にします。言い換えれば、
価格の上昇や下降が早ければ早いほど、
指標の価格への接近も早くなります。
買いポジション
SAR (i) = SAR (i -1) + ACCELERATION * (HIGH (i -1) - SAR (i -1))
売りポジション
SAR (i) = SAR (i -1) + ACCELERATION * (LOW (i -1) - SAR (i -1))
ここで
SAR (i -1) — 1つ前の足のパラボリックSARの値
ACCELERATION — 加速係数
HIGH (i -1) — 1つ前の足の高値
LOW (i -1) — 1つ前の足の安値
となります。
3.パラボリックSARの使い方
パラボリックSARはチャート上に放物線として描かれます
価格の上に放物線がある時は売りポジション
価格の下に放物線がある時は買いポジション
という判断になります。
またパラボリックSARと価格の足が接する時
トレンドの転換点として見ることが出来ます。
メリット
簡単に「売買タイミング」を判断することができる
大きなトレンドが発生したときに
トレンドが継続するかを見極めるのに有効
デメリット
持ち合い(レンジ)相場など、チャートが細かく上下する場合は、シグナルが多発して信頼度が低下する
トレンド追随型のテクニカル指標なので、動作が遅くなる
パラボリックSARはトレンドがある時は、
いいんですが、レンジだと全く使えないので要注意です!!
なのでパラボリックSARのシグナルで注意していただきたいのは、
「点」が3つ出るまではトレンド転換が確定しないということです。
理由としては、「点」が1つ~2つ表示されただけで判断すると、
ダマシにあうことが多いからです。
更に出来るだけパラボリックSARと
価格の足が近い所でトレンド転換を
したタイミングを狙うと勝率が
上がると思います。