【2020年版】スマートタグのおすすめ14選。GPSで忘れ物・落とし物を探す
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スマートタグのイメージ
鍵や財布などの貴重品に取り付けられる「スマートタグ」。紛失時にはブザーを鳴らして捜索をサポートしたり、置き忘れした際にスマートフォンへ通知できたりと、忘れ物が多い方にとっては便利なアイテムです。

そこで今回は、スマートタグのおすすめモデルをご紹介。豊富なカラーラインナップが揃っている製品が多いので、購入を検討している方はぜひファッション感覚で選んでみてください。

目次
スマートタグとは?
スマートタグの主な機能
スマートタグの選び方
スマートタグの注意点
スマートタグのおすすめ

スマートタグとは?



スマートタグとは、BluetoothGPS機能を利用して、スマートフォンと連動できるタグのことです。「忘れ物防止タグ」や「アイテムトラッカー」などと呼ばれることもあり、失くしやすい持ち物に付けておくことで紛失時の捜索をサポートします。

Bluetoothによってスマートフォンとの距離を検知しブザーを鳴らしたり、GPSによる位置情報を取得したりすることが可能。失くし物を探したり、持ち物を失くすのを予防したりと便利に利用できます。

最近は、持ち物に付けても気にならない小型で軽量のモノや、デザイン性に優れたモノなどラインナップが豊富です。

スマートタグの主な機能
GPS機能



外出先での使用を検討している場合には、GPS機能が付いているかどうかあらかじめチェックしておくのがおすすめ。GPS機能が備わっているモデルであれば、万が一紛失してしまっても落とした場所や時間などが把握可能です。

最近では、専用のアプリを使ってスマートフォンから位置を特定できるモデルも登場しています。そのため、鍵や財布などの貴重品はもちろん、子供のランドセルやペットの首輪に装着するのもおすすめです。

アイテムファインダー機能



「アイテムファインダー機能」とは、Bluetoothスマートフォンとスマートタグを接続し、専用のアプリから音や光で場所を特定する機能です。なかにはマナーモード設定時でも音を発生させられるモデルもあります。

アイテムファインダーは「急いでいるのに財布が見つからない」「鍵をどこにしまったか分からなくなってしまった」などモノを紛失しやすい方におすすめの機能です。

また、最近ではスマートタグの方を操作してスマートフォンの位置を特定する、双方向のファインダー機能を搭載したモデルも登場しています。

忘れ物防止機能



「忘れ物防止機能」とは、スマートフォンとスマートタグのペアリングが解除されるなど、距離が離れた際にアラームを鳴らして知らせる機能のことです。鍵や財布などの貴重品を落としたり置きっぱなしにしたりしても即座に気付けます。

また、音による通知を採用しているため、防犯機能としてもおすすめ。置き引きなどの被害に遭う危険性が低減できます。どのぐらい距離が離れると作動するかはモデルによって異なるため、日常生活の状況に合わせて選択しましょう。

スマートタグの選び方
形状をチェック
キーホルダータイプ



キーホルダータイプのスマートタグは、名前の通り家や車の鍵などへの取り付けにおすすめ。紛失時の捜索サポートになることはもちろん、カバンの中に入れた際、手探りで見つけやすくなるのもポイントです。

キーホルダータイプのスマートタグはかわいいモノからスタイリッシュなモデルまで、さまざまなデザインのアイテムがラインナップされているのが特徴。また、重量が軽く、邪魔になりにくいのも魅力です。

カードタイプ



カードタイプのスマートタグは、財布や定期入れの中へクレジットカードやキャッシュカードのように収納して使います。また、重要書類の入ったケースなど、キーホルダータイプが対応していない貴重品に取り付けられるのが特徴です。

カードタイプのスマートタグには長方形のモノや正方形のモノなど、さまざまな形状のアイテムがラインナップされています。取り付けるモノに応じて形状を選ぶのがおすすめです。

シールタイプ



シールタイプのスマートタグは、汎用性が高いのがポイント。パソコンやタブレット、手帳などさまざまなモノに直接貼り付けられます。ストラップホールやカードポケットのない貴重品への取り付けにおすすめです。

また、海外に行く際に、パスポートや身分証明書などに貼り付けておくと安心して行動できます。モノの形状を問わず、マルチに使用できるのが魅力です。

有効範囲をチェック



スマートタグを利用する際はスマートフォンなどとの接続が必要なため、製品ごとに有効範囲があります。多くのモデルの有効範囲は20〜60mほどで、自宅や職場などで使うには十分な範囲です。

もし、持ち物を有効範囲の外に忘れてきてしまったとしても、製品によってはスマートフォンと最後に接続した地点の記録を調べられるので、探す手がかりになります。しかし、圏外になると探せなくなってしまう場合があるので注意しましょう。

電池交換の方法と頻度をチェック

スマートタグは電池を内蔵しており、電池交換が可能なモノと不可能なモノがあります。電池交換が可能なモデルの多くは、電池がなくなれば市販のボタン電池を新たに交換することで継続して使用可能です。

電池交換が不可能なモデルは、その都度新たに製品を購入する必要があります。なかには、メーカーに送ることで新たに購入するよりも安く電池交換できる製品もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

また、電池交換の頻度もあわせて確認したいポイント。多くの製品は半年~1年ほどで電池交換が必要なので、手間とコストの両方の点から検討するのがおすすめです。

防水性能をチェック



スマートタグのなかには防水性能を搭載したモデルもあります。鍵などの日常的に持ち歩く持ち物に付ける場合、防水性能を備えたモデルであれば安心。飲み物をこぼしたり、雨に濡れたりしても壊れる心配がありません。

また、ペットの追跡用にスマートタグを使う場合も活躍します。生活防水には「IPX4」以上、完全防水には「IPX5」以上の防水表記があるモノをチェックしておきましょう。

スマートタグの注意点



スマートタグを使う際に注意しなければならないのが、GPSデータロガーの代わりにはならない点です。GPSデータロガーとは、GPSを利用して移動経路を記録する装置のことで、記録後にマップ上で移動経路を確認できます。

GPSデータロガーはあくまでも移動経路を記録後に確認するアイテムで、現在位置を確認するアイテムではありません。逆に、スマートタグは現在地情報を取得できますが、移動経路は確認できないので、混同しないよう注意しましょう。

スマートタグのおすすめ
タイル(Tile) Tile Mate EC-13001-AP

鍵やバックパックへの取り付けにおすすめのスマートタグ。本体サイズは幅35×奥行35×高さ6.2mm、重量は7.5gとコンパクトなので、邪魔になりにくいのがポイントです。

接続方式はBluetooth。万が一通信が途切れてしまった場合、最後に繋がっていた場所をスマートフォン内アプリの地図に表示します。また、アプリからタグを鳴らせるのはもちろん、タグからスマートフォンを鳴らすことも可能です。

電池寿命は約1年間。電池は交換できるため、繰り返し使用できます。お手頃価格なので、コストパフォーマンスに優れるスマートタグを探している方におすすめです。


タイル(Tile) Slim RE-23001-AP

財布や社員証などへの取り付けにおすすめのカード型スマートタグです。クレジットカードやキャッシュカードのような長方形なのが特徴。全体をブラックで統一したシンプルなデザインもポイントです。

Amazon AlexaGoogle アシスタントなどのスマートスピーカーにも対応。話しかけることで貴重品の場所を把握できます。スマートスピーカーを通して本製品を鳴らすことも可能です。

また、主要都市を走る「JapanTaxiタブレット」搭載タクシーが動くアクセスポイントになり、本製品を付けた遺失物の電波をタクシーが拾い、スマートフォンに通知します。薄く目立ちにくいので、さまざまな貴重品の紛失対策におすすめです。


タイル(Tile) Sticker RE-25002-AP

ノートPCやタブレット、パスポートへの取り付けに適したシールタイプのスマートタグ。本体サイズは直径27×高さ7.3mm、重量は5gと邪魔になりにくいのがポイントです。

最大接続距離は約45m。自宅や職場で使用するには十分な範囲です。電池寿命は約3年間。また、IPX7の防水機能を備えており、長く愛用できるのが魅力です。

「Tileコミュニティー」に参加すると、ほかのユーザーが検知した際もアプリで通知されます。クラウド経由なので個人情報が漏れることもなく安心。パスポートなど、海外での使用にもおすすめのアイテムです。


SAFEDOME カード型スマートタグ

Bluetoothによる接続方式で位置情報を特定する、カードタイプのスマートタグ。厚さが1.5mmと薄く、クレジットカードと同程度のサイズなので、財布やカードケースに入れて使用するのがおすすめです。

双方向のファインダー機能が備わっているのも特徴。専用のアプリを介して、スマートフォンからタグがどこにあるのか探せます。また、カードに搭載されたボタンを押すことで、スマートフォンのアラームを鳴らすことも可能です。

Qi規格対応ワイヤレス充電器が付属しており、充電して繰り返し使用できます。また、スマートフォンを充電することも可能。電池交換やアイテム自体を買い替える必要がないので、経済的に使用できるスマートタグを探している方におすすめです。


SAFEDOME SDmini

付属のストラップを穴に通すことで、簡単に取り付けられるキーホルダータイプのスマートタグ。家や車、自転車の鍵などの貴重品に使用するのがおすすめです。また、ペットの首輪や子供のランドセルなど、モノ以外にも使用できます。

双方向のファインダー機能に対応しており、相互に音を鳴らして探せるのが特徴。Bluetooth接続が切れるとアラームで知らせるので、置き忘れも防止できます。また、万が一紛失してしまっても、アプリの地図に紛失場所と時間が表示されるので安心です。

専用のアプリをインストールし、スマートフォンBluetoothをオンにすることで簡単に初期設定できるのもポイント。難しい操作を必要としないので、初めてスマートタグを購入する方にもおすすめのアイテムです。


マモリオ(MAMORIO) MAM-003


貴重品から離れると、置き忘れの注意喚起をスマートフォンに通知するキーホルダータイプのスマートタグ。絶縁シートを抜いて貴重品に取り付け、専用アプリに登録するだけで、簡単に使い始められます。

紛失位置を記録する機能が備わっているのも特徴。アプリ上の地図に落とした場所が表示されます。また、別のユーザーが紛失した貴重品に近づくとスマートフォンに通知が届くのもポイントです。

京王電鉄東京地下鉄など、主要鉄道の駅に本製品が取り付けられた貴重品が届くとスマートフォンに通知されるのも魅力。万が一紛失してしまっても一定金額が保証される「あんしんプラン」も用意されています。気軽に取り付けられて、しっかり紛失時の捜索をサポートするアイテムです。


キュリオ(Qrio) Smart Tag Q-ST1

カラーバリエーションが豊富なキーホルダータイプのスマートタグです。ベビーピンクやライムイエローなどのポップなカラーから、ブラックなどのシックなモデルまで幅広いカラーを展開。アクセサリー感覚で取り付けられます。

スマートフォンからタグを鳴らせるのはもちろん、タグからスマートフォンを鳴らせるのが特徴。双方向の捜索が行えます。また、タグのボタンを2回押すとスマートフォンのシャッターが押せるなど、リモコンとしての使用も可能です。

電池持ちは最大で6ヵ月。交換が可能なので、同じ製品を長く愛用したい方にもおすすめ。本体重量は電池込みで10gと軽く、サイズも幅26×奥行46×高さ8.5mmとコンパクトで、カバンの中に入れてもかさばりにくいのが魅力のアイテムです。


Innway Card 24530-INW11

厚さ1.5mmの薄さを実現したカードタイプのスマートタグ。財布や定期入れ、パスポートなどの中へかさばることなく入れられます。

最大接続距離は約30m。Bluetooth接続が切れると1分後にはスマートフォンに通知が届き、紛失場所をGPSで記録します。スマートフォンからタグを鳴らすのはもちろん、タグからスマートフォンを鳴らすことも可能です。

バッテリー寿命は4〜6ヵ月。付属のUSB充電ケーブルを使って繰り返し充電できるので、電池交換の必要がありません。ひとつのアイテムを長く愛用したい方におすすめです。


ラトックシステム Bluetooth4.0+LE対応 紛失防止タグ REX-SEEK2

双方向のファインダー機能が備わっているキーホルダータイプのスマートタグ。スマートフォンから鍵などの貴重品に取り付けたタグが鳴らせるのはもちろん、タグからスマートフォンを鳴らすこともできます。

「離れたらお知らせ」機能をオンにすると、タグとスマートフォンの距離が一定以上離れたときに双方が動作するのがポイント。置き忘れを未然に防げます。「遠」と「近」の2段階で距離設定が可能です。

メールの受信や着信があった際に、タグが音や光で通知する機能が備わっているのも特徴。カメラのシャッターや動画撮影の開始など、リモコンとしても使用できます。初期設定が簡単に行えるので、初めてスマートタグを購入する方にもおすすめです。


Chipolo ONE CH-C19M

直径が38mmのコンパクトサイズで、貴重品に取り付けても邪魔になりにくいキーホルダータイプのスマートタグ。イエローやブルーなど、さまざまなカラーがラインナップされています。また、厚さが6.5mmと薄いので、財布の中などにも入れられます。

専用のアプリをスマートフォンにダウンロードし、アカウントを作成してペアリングするだけですぐに使い始めることが可能。範囲外通知をオンにすると、スマートフォンとタグの距離が離れた際にアラートが届きます。

ボディに搭載されたボタンをダブルクリックするとスマートフォンのシャッターが切れるのもポイント。タグとしてだけでなく、リモコンとしても活躍します。防水機能が備わっているので、アウトドアでの使用にもおすすめのアイテムです。


リーベックス(Revex) 離れるとアラーム WSA-B1

親機と子機がセットになっているキーホルダータイプのスマートタグ。スマートフォンを介さずに初期設定が行えるので、ガラケーの方でも使用できます。電池寿命は1日8時間の使用で約2ヵ月。電池は交換できるので、繰り返し使用できます。

親機と子機の接続が途切れるとアラームでお知らせ。接続範囲は3~5mのショートと7~12mのロングの2種類があり、シーンに応じて切り替えられます。子供やペットの迷子対策としてもおすすめの製品です。


HSJT keyfinder Tracker KeyFinder-3

コンパクトな楕円形の受信機を採用したスマートタグです。送信機のボタンを押すことで、30~40mの範囲内にある受信機から音声を鳴らせます。鍵や財布、スマートフォンなどを家の中でなくしやすい方におすすめです。

受信機には、固定用の粘着シールを採用。リモコン・眼鏡ケース・ファイルなどにも取り付けられるのが魅力です。送信機を置くための台座も付属しているので、テレビの横やテーブルの上など、分かりやすい場所へ設置できます。

また、夜中でも受信機を探せるLEDライト付き。受信機の電池がなくなってきたら、交換して再び使用できます。ほかにも、ペットや人の位置を知るために活用することも可能です。


DinoFire キーファインダー X58-GW

「NUT」の専用アプリで受信機の位置を確認できるスマートタグです。接続方式は、Bluetoothを採用。室内であれば10~15m、屋外であれば35~40mの通信距離に対応しています。通信可能距離から離れると、ビープ音でお知らせできるのがポイントです。

また、双方向のファインダー機能を搭載。タグのボタンを約3秒間押し続けると、スマートフォンのアラーム音を発生させて即座に見つけられます。スマートフォンから「呼び出す」のコマンドを実行すれば、90dB以上の大きな音でタグを鳴らせるので安心です。

さらに、2種類のマナーモードに対応。オフィスや自宅などの「場所」、会議中や就寝中などの「時間」に合わせて、アラーム音を停止できるのがポイントです。スマートフォンがAndroid4.3・IOS 8.0以上のシステムを搭載していれば利用できます。


ファインドビット(FINDORBIT) Orbit Card ORBIT CARD BLACK

クレジットカード2枚分以下の厚さ1.28mmの薄型タイプを採用したスマートタグ。小型の財布や手帳型のスマートフォンケースなどへ、スッキリと収められるのが魅力です。

また、双方アラーム機能に対応。カードやスマートフォンをなくしたときに、約80dBの大音量で知らせてくれます。置き忘れが発生した際は、5~30秒後と素早く通知を行えるのが魅力です。

さらに、スマートフォンを振るだけでアラームを停止できる「アラームストップ」、置き忘れや落とし物を地図上に記録する「GPS地図記録」など、多彩な機能を搭載。小型でありながら高い性能をもつ、おすすめスマートタグです。



スマートタグにはアイテムファインダー機能だけでなく、製品によっては忘れ物防止機能や防水機能なども搭載されています。見た目にはそれほど違いがないので、上手に活用するためにはアイテムによって色分けするのがおすすめ。小物の忘れ物が頻発する方は、ぜひ購入を検討してみてください