【2020年版】エギングリールのおすすめ18選。初心者向けから上級者向けまで
釣りアウトドアスポーツ
釣りのイメージ
イカをターゲットとする「エギング」は、誰でも気軽に楽しめるとして人気の釣り。ただし、エギングでは長時間リールの操作を続ける必要があるため、快適に楽しむにはリール選びが重要です。釣具メーカーでは、初心者向けの汎用品からエキスパート向けの専用モデルまで、さまざまなエギングリールを開発しています。

そこで今回は、エギングリールのおすすめモデルをピックアップ。選び方についても解説するので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

目次
エギングとは?
エギングリールの特徴
エギングリールの選び方
エギングリールのおすすめメーカー
エギングリールのおすすめモデル
エギングとは?

エギングとは、主にイカをターゲットとする釣りのこと。「エギ」と呼ばれる擬餌針を使用するルアーフィッシングで、船からはもちろん、堤防や磯などの岸からでも狙えます。その手軽さから、各釣具メーカーでエギングに特化した専用の釣り具(タックル)が多数展開されているので、自分に合ったアイテムを揃えやすいのが魅力です。

釣り方としてはエギをキャストして、ある程度フォールさせたらロッドをあおってエギにアクションを与えます。ロッド操作を長時間続けるため、快適にエギングを楽しむには操作性に優れたタックル選びが重要です。

エギングリールの特徴



エギングで使用するリールは、2500番か3000番クラスのスピニングリールが主流。エギング専用に開発されたモデルもありますが、海水で使えるスピニングリールであれば問題ないといわれています。

また、エギングに適したラインをしっかり巻けるモデル選ぶことが大切です。エギングにおけるラインには、PEラインを使用。細いほど潮や風の影響を受けづらく、遠投性も向上するので、太さとしては0.6号程度がおすすめです。

リーダーには、低伸度かつ高比重のフロロカーボンをチョイスします。太さはメインラインの3倍が基本の号数となるため、1.5〜2号程度が目安です。

エギングリールの選び方
ギア比をチェック



エギングリールを選ぶ際には、ギア比もチェックしましょう。ギア比が高いほど巻き取りのスピードが速く、エギをしゃっくった際に出るラインスラック(糸フケ)をすばやく巻き取り可能。そのほか、イカを見つけた際に早く回収して再びキャストするなど、手返しの速い釣りを展開できます。

重量をチェック


エギングは長時間リールを操作する釣り。そのため、使用するエギングリールは軽い方が疲れにくく、操作しやすい傾向にあります。また、女性用や子供用として選ぶ際にも、軽いリールを選ぶのがおすすめです。

さらに、ロッドとの相性も重要。ロッドに対して番手の小さすぎるリールをセットしたり、逆に重たい大型リールをセットしたりすると操作性が悪くなるので、注意しましょう。

ハンドルをチェック



スピニングリールのハンドルには、シングルハンドルとダブルハンドルの2種類があります。シングルハンドルは軽く、巻き上げる力が強いのが特徴。ただし、ハンドルノブの位置によってリールが回りすぎてしまい、思ったよりラインを巻き取ってしまう場合があります。

一方、ダブルハンドルはより細かい調節ができ、特にラインスラックの量をコントロールしやすいのが特徴。なお、ハンドルノブが2つあるので、手の大きい方は窮屈さを感じる場合もあります。基本的には、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

エギングリールのおすすめメーカー
シマノ(SHIMANO)


自転車部品で世界的な企業であるシマノは、釣具にも力を入れている企業です。リールの開発には特に定評があり、品質の高さで国内外のアングラーから人気を集めています。

スピニングリールにおいては、エギング専用モデルもラインナップ。なかでも、「セフィアシリーズ」はシマノのテクノロジーを駆使して開発されており、軽量で耐久性に優れたモデルが揃っています。

ダイワ(Daiwa)



釣具大手メーカーのダイワは、幅広いジャンルの釣具を手掛けています。エギングにおいても幅広いラインナップが揃っており、エキスパート向けのエギングリールからさまざまな釣りに対応できる汎用品まで、多くのモデルを展開しているのが魅力です。

なかでも、「エメラルダスシリーズ」のエギングリールは軽量コンパクトなボディに、ダイワの独自テクノロジーを搭載したモデルとして人気。品質の高さから、多くのエギングファンに愛用されています。

シマノ(SHIMANO) サハラ C3000HG

汎用性の高いエギングリール。従来モデルからギアの大型化と配置の見直しを図ったほか、強力な巻き上げが可能な「X-SHIP」搭載しており、軽快にリーリングできるのが特徴です。

また、サビを防ぐ高性能ベアリングが搭載しているほか、スプール周りの部品配置を最適化しているのもポイント。ロッドとの一体感を向上させる「Gフリーボディ」を採用することによってキャスト時の負担を軽減できるほか、ロッドの操作性を向上させているのも魅力です。お手頃価格なので、初心者の方はぜひチェックしておきましょう。


シマノ(SHIMANO) ステラ 2500SHG

さまざまな魚種に対応できる人気シリーズ「ステラ」のスピニングリール。シマノ独自のギア製造技術で設計された「マイクロモジュールギア2」を搭載した、最高峰モデルです。

番手は2500で、エギングリールとしてもおすすめ。重さは205gと軽量で、繊細なエギングロッドとの相性も良好です。また、遠投性にこだわって開発されているのもポイント。ロングキャストをして広範囲を攻めたいときに活躍します。


ダイワ(Daiwa) エメラルダス エア LT3000S-CXH-DH

ボディやスプール、ハンドルなど、細部まで軽量化を図ったエギングリールです。重量比強度でマグネシウムを上回るカーボン樹脂「ZAION」を、ボディやローターなどの主要部品に採用。番手は3000で重さ195gと、軽量性に優れたハイグレードモデルです。

飛距離の向上とトラブルを軽減する「LC-ABSスプール」や、スムーズな滑り出しを叶える「オートマチックドラグシステム」を搭載しているのも魅力。操作性が安定しているおすすめモデルです。


ダイワ(Daiwa) エメラルダス MX 2508PE-H-DH

シャクリ動作の軽快感と操作性にこだわって開発されたエギングリールです。海水や異物の侵入を防ぐ独自の防水構造「マグシールド」により、塩ガミのない滑らかな回転をサポート。また、「ATD」というドラグシステムを搭載しており、スムーズにラインが出るのも魅力です。

カーボン繊維配合の樹脂「ZAION」の採用により、サビつきにくく耐久性に優れているのもポイント。流水による水洗いが可能で、メンテナンスのしやすさも魅力です。


ダイワ(Daiwa) エメラルダス LT 2500S-H-DH

専用モデルながら、リーズナブルな価格が魅力のエギングリール。ボディやスプール、ハンドルなど細部まで軽量化にこだわって開発されています。「ねじ込み式マシンカットハンドル」と「EVAパワーラウンドノブ」が組み合わさったダブルハンドルを搭載。微妙なラインスラックを駆使した釣りを展開したい方におすすめです。

スプールとライン放出の接点を見直した「ロングキャストABS」を搭載しているのもポイント。従来モデルよりもライントラブルを減らしながら、飛距離アップを図っており、遠くのポイントにいるイカもロングキャストで狙えます。


ダイワ(Daiwa) イグジスト LT2500-XH

優れた軽さと、軽快な回転フィーリングが魅力のフラッグシップモデルです。関連パーツの適正配分によって巻き始めの軽い「ZAIONエアローター」を搭載。さらに軽い回転性能を発揮しており、スムーズな巻き心地を楽しめます。

力強い巻き上げを可能にするシングルハンドルには、「ハイグリップ軽量ハンドルノブ」を採用。高いホールド性により、快適なシャクリ操作をサポートします。


ダイワ(Daiwa) フリームス LT2500S-DH

軽量で耐久性に優れているスピニングリール。スプールの素材に高精度加工が可能なアルミ素材を採用し、従来モデルよりも薄肉軽量を図っています。また、滑らかな回転が持続する防水テクノロジー「マグシールド」により、海水や異物の侵入をケア。購入時の滑らかな回転が長持ちするので、リールを巻き続けるエギングリールとしておすすめのモデルです。

さらに、ラインローラーまでラインがスムーズに流れる「エアベール」の搭載により、糸絡みトラブルを大幅に軽減。糸よれを防ぐラインローラー「ツイストバスター2」と相まって、快適なリーリングをサポートします。


ダイワ(Daiwa) カルディア LT2500-XH

ミドルモデルとして人気を集める「カルディア」シリーズのスピニングリールです。独自の防水テクノロジー「マグシールド」を採用しているほか、滑らか回転が持続する「タフデジギヤ」を搭載。長時間タフなコンディションで使用でき、エギングリールとしておすすめです。

薄肉アルミ製スプールを採用しており、番手2500で重さ190gと軽量なのもポイント。そのほか、軽量ローターを採用しており、操作性にも優れています。


ダイワ(Daiwa) レガリス LT3000-CXH

番手3000のスピニングリール。PE1号が200m巻けるラインキャパシティを確保しており、エギングリールとしてぴったりのモデルです。

低価格ながら、基本性能に優れているのも特徴。ボディやスプール、ハンドルなどの軽量化により、スムーズに操作できるのが魅力です。

また、イカの引きに対して、滑らかに追随するドラグシステム「ATD」を搭載しているのもポイント。ファイトに集中しやすいモデルなので、初心者の最初の1台としてもおすすめです。


ダイワ(Daiwa) リーガル PE付 2506H-DH

あらかじめPEラインが巻かれているスピニングリールです。番手2500のダブルハンドルを搭載したモデルで、エギングリールとしておすすめ。エギングのほかに、アジングやメバリングなどにも幅広く使用できるなど、コスパに優れたモデルです。

ラインがスムーズに放出される「アンチバックラッシュシステム」の採用により、キャスト時のトラブルを軽減できるのも魅力。そのほか、ラインの巻き取り方に工夫が凝らされており、ロングキャスト性能も向上しています。


ダイワ(Daiwa) レブロス LT 2500S

低価格ながら、使い勝手のよいスピニングリールです。エギングをはじめ幅広い魚種に対応できるので、どれを購入すればよいか悩む初心者アングラーにもおすすめです。

番手2500で重さ220gと、軽量なのもポイント。手軽に操作しやすいほか、細身のティップを搭載したエギングロッドとの相性も良好です。

また、ドラグ調節を頻繁におこなう手間のないドラグシステム「ATD」を搭載しているのも特徴。ドラグ調節に慣れていない方も使いやすい仕様です。


エギングリールには、初心者に適したモデルからエキスパート向けのモデルまで、さまざまなモノがラインナップされています。予算が許す場合は高性能なエギング専用リールがおすすめですが、初心者なら手頃な汎用品でも十分楽しむことが可能です。今回ご紹介したおすすめモデルを参考にして、お気に入りのリールを見つけてみてください。